女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の5日の平均視聴率が20・6%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は4日放送の第80話の21・4%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 5日は、赤飯作りを通して宗男(峯田和伸)がいかにビートルズが好きか知った純一郎(竹内涼真)。そこで純一郎は宗男に持っていたビートルズのチケットを差し出す。驚く宗男はなぜ、今までだまっていたのかを問う。純一郎は、必死になってチケットを入手しようと奮闘するみね子(有村架純)を見て、簡単に手に入れた自分が恥ずかしかったからだと明かす。すると宗男はそのチケットを持って意外な行動に出る、という内容だった。