歌手杉山清貴(57)が8日、東京・日比谷野外音楽堂で96年から毎年行っている恒例ライブ「The open air live High&high 2017」を開いた。

 19日発売のオリジナルアルバム収録曲「雨粒にKissをして」をはじめ、20年来の友人でゲスト出演した南佳孝(67)とのデュエットも披露し約3000人をわかせた。

 南とは2人が若い頃にハマっていたというビートルズの「If I fell」などのカバーを披露。ギターを弾きながら息のあった歌唱で観客を魅了した。年齢は10歳差ながら2人とも23歳でデビューしていたことを南が明かすと、杉山は「それもすごいですよね。赤い糸があったんですね」としみじみと話した。

 アンコールでは、昨年のライブで熊本地震の義援金を募ったお礼として熊本のゆるキャラ「くまモン」も登場。杉山は「みなさんの思いが届きました」とくまモンのサプライズ登場を喜んだ。最後は代表曲「さよならオーシャン」などで締めくくり、「みんなのおかげで最高の日比谷野音ができました!」と感謝した。

 杉山は15日に大阪公演を行い、8月からは全国ツアーもスタートさせる。