米倉涼子(42)が2日、東京・渋谷の東急シアターオーブで、ブロードウェーミュージカル「シカゴ」20周年記念の日本ツアー初日公演を行った。先月13日まで米ニューヨークのアンバサダー劇場で主役ロキシー・ハートを5年ぶりに演じて大きな反響があった。この日は「やっぱり楽しい」と笑顔を見せた。作品について「本当に無駄のないミュージカルで必要なものしかない。主役だけでなく、キャスト全員、オーケストラまで全部が1つになって気持ちが行き渡っている」と熱っぽく語った。

 前日1日が42歳の誕生日だったことから、開演前にサプライズでケーキと花束が贈られ、ニューヨークに続き日本公演でも共演するアムラ・フェイ・ライト(56)らがバースデーソングで祝った。どんな1年にしたいかと問われ「とりあえず、これを終わらせます。(終わった後は)とりあえず飲みます!」と笑顔で答えた。