女優有村架純（２４）がヒロインを務めるＮＨＫ連続テレビ小説「ひよっこ」（午前８時）の７日の平均視聴率が２３・３％だったことが８日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は３日放送第１０５話の２３・５％。行方不明だった父親が発見される急展開に加え、クライマックスまで残り約２カ月を切ったこともあり、高視聴率が続いている。

　同ドラマは東京五輪が開催された１９６４年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した１３年度前期「あまちゃん」以来２度目。

　７日は、みね子（有村架純）と実（沢村一樹）の親子２人暮らしが始まった。奥茨城では美代子（木村佳乃）が実と再会したことを君子（羽田美智子）らに報告する。しかし、美代子は記憶がない実との関係に不安を感じていた。一方、みね子のもとに、世津子（菅野美穂）から手紙が届く。世津子は、実の症状を医師に相談していたのだった。それを読んだみね子は、実を病院に連れて行く、という内容だった。