演歌歌手水森かおり(44)が2日、山口市のJR新山口駅前で行われた「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」のオープニングイベントでミニライブを行った。

 同キャンペーンは、全国のJRグループ6社と地方自治体、観光事業者などが共催のキャンペーン。

 「今日は、このような素晴らしいイベントのステージに立たせていただいて本当にうれしく思っています。この(ステージ)前は切符売り場で、満員電車のような状態ですけれども、皆さん大丈夫ですか? 暑いですので、体調に気をつけて聞いてください」とあいさつ。「早鞆ノ瀬戸」や代表曲「鳥取砂丘」、山口県を舞台にしたオリジナル曲「秋吉台」「青海島」の4曲を熱唱した。

 歌唱前には、山口県の村岡嗣政知事(44)から「山口ふるさと大使」を任命された。委嘱状交付式で水森は「これまでも全国各地の観光大使に任命していただいていますが、一番欲しかったのが『山口ふるさと大使』でして(笑い)。今日は本当にうれしいです」と感激。

 村岡知事は「山口県の大使になりたかったそうですが、本当にありがとうございます。とても心強いです。山口の魅力をどんどん発信して、多くの方々に山口のファンになっていただきたいと思います。水森かおりさんには大いに期待しています」と激励した。

 水森は20カ所目の観光大使就任になる。