このところ、復縁のうわさが浮かんでは消えているアンジェリーナ・ジョリー(42)とブラッド・ピット(53)だが、またもや復縁説が再浮上した。

 昨年9月、ピットの長男への虐待疑惑を機に、突然の離婚申請に踏み切ったジョリーだが、伝記作家イアン・ハルペリン氏が英メール・オン・サンデー紙に明かしたところによると、2人はお互いに腹を割って話し合った結果、一からやり直すことを決めたという。

 2人の家族や友人など、周囲の人々に取材したという同氏は、「ブラッドが最初のステップを踏み出し、2人はお互いの腕の中に倒れた。2人は涙ながらにすべてを隠すことなく、本音で話し合った。2人の関係の新たな始まりを記す話し合いだった」と語っている。

 昨年9月、ピットはプライベートジェット機内で16歳の長男マドックスと口論になった末、手をあげたとも報じられており、ジョリーはそのことが原因でピットとの関係に終止符を打ったとみられている。

 ハルペリン氏は、「アンジーはジェット機内での一件に非常に憤慨し、すべての怒りをブラッドにぶちまけた。2人の周りにいる多くの人々と話したが、2人が関係を修復できると思っている者は誰もいなかった」としている。

 同氏はさらに、「2人はお互いに、離れているよりも、一緒にいる方がハッピーなことに気づいた。お互いに分かり合えれば、すべてがよい方向に進むだろう」としている。

 しかし、2人は離婚を取りやめるわけではなく、むしろ離婚を成立させることで、新たな関係を築いていくことを望んでいるという。同氏は、「2人は、離婚は起こりうる最悪のことだとは思っていない。2人にとってはただの紙切れだ」と語っている。(ニューヨーク=鹿目直子)