10月2日スタートの次期NHK連続テレビ小説「わろてんか」ヒロインの葵わかな(19)が、18日に兵庫・甲子園球場で行われる「阪神-広島」戦のファーストピッチ・セレモニーに登場することになり、7日、制作のNHK大阪放送局から発表された。

 この日は、角英夫(かど・ひでお)局長(56)の定例会見で、セレモニーと合わせて、関連番組も発表。関西地域向けで28日午前11時5分から放送される直前特番には、ヒロイン葵の出演も決まった。

 同番組をめぐっては前日6日、第1週の試写会が行われており、大阪局の試写には角局長も出席。角局長は「毎回、笑ってしまう場面もありますし、私の方からも皆さまに『わろてんか』とお願いしたい。笑うだけではなく、家族を考えさせられる場面もありますし、毎朝、お茶の間に『泣き笑い』を届けたい」と感想を語った。

 また、昨年から、日本テレビ系「24時間テレビ」のクライマックスの裏で、Eテレが生放送でぶつけている「バリバラ」(日曜午後7時)は、大阪局の制作。角局長は「去年から(同時間帯生放送で)ガリバーな障害者を考える番組を放送している夜に(Eテレの生放送も)始めて、今年も『継続してほしい』との声も多くいただき、生放送になった」と説明した。

 番組司会の山本シュウが「(24時間テレビとは)VSじゃなく、withですから」と発言したことについては「“ともに”そういうことを考える夜だと考えていただければ」と話していた。