女優の武井咲(23)とEXILEのTAKAHIRO(32)が電撃結婚を発表したが、武井が所属するオスカープロモーションには「25歳まで恋愛禁止」という規則があることが知られている。自由に恋愛できない芸能人の宿命に関して、同じ芸能界から様々なコメントが寄せられている。

 武井とTAKAHIROは2015年に熱愛が報じられ、当時双方の所属事務所は熱愛を否定していた。武井の所属事務所は「今後2度と会わない」という武井のコメントを発表していたが、武井はその後のイベントでTAKAHIROに関する質問に「尊敬する1人です。今でも変わらず仲良くしています」と答えている。4日放送のフジテレビ系「バイキング」でこのときのVTRが放送され、スタッフが報道陣の質問を制止したにもかかわらず武井が自ら話す姿を見た坂上は、「相当好感度がアップした。あの年齡であそこまで言い切るというのはすごくないですか」と絶賛した。

 同じく4日放送の「バイキング」で、タレントの藤本美貴(32)は芸能人同士の結婚について“極意”を語った。お笑いコンビ品川庄司の庄司智春を夫に持つ藤本は、坂上忍から「芸能人同士ともなれば、やっぱりいろいろなところに筋を通していかないといけないでしょう」と尋ねられると「でもそこさえちゃんとしてればみんな応援してくれる。ファンの方も、真摯に向き合っていけば、逆に応援してくれたりもする」と自身の経験からの考えを示した。

 EXILEのATSUSHIは、メンバーであるTAKAHIROについて公式モバイルサイトでコメントを掲載。その中で「この芸能界という特殊な世界では、個人的な恋愛報道は、わりと喜ばれない傾向にあります--ビックリして、ショックで、今落ち込んでしまっているファンの皆さんには申し訳ない意見ではあるかもしれないですが」と悲しんでいるであろうファンの気持ちを汲み取った上で、「これからのTAKAHIROの生き様を、どうかあたたかく見守っていただけたら、この上なくありがたいという気持ちです」と祝福している。

 武井と同じくオスカープロモーション所属の先輩女優である真矢ミキ(53)も、4日放送のTBS系「ビビット」で、「今一緒に撮影していて、見惚れるぐらい綺麗なことが何回もあるので、こういうこと(恋愛)も関係していたのかなって嬉しく思う」と喜びのコメントを残した。

 話題になっている「25歳まで恋愛禁止」だが、オスカープロモーション副社長の鈴木誠司氏は4日放送の「ビビット」で、「本当はそういうルールではない。契約書に書かせているわけでも何でもない。25歳まではわき目も振らず頑張っていかないと成功しないということ」と真意を説明した。そして、「来年の7月クールか10月クールくらいには戻ってくるので、一回り大きくなった彼女を見てみたい」と、母になった女優・武井咲の姿を期待した。