今春、読売テレビに入社した新人の中村秀香アナウンサー(22)が13日、午後帯の人気情報生番組「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜、午後1時55分)に、夏休み中の林マオ・アナウンサー(32)に代わって、番組MCを務め、全国デビューを果たした。

 新人ながら落ち着いた雰囲気を持つ中村アナは、すでに関西の視聴者から「清楚(せいそ)」と評判を呼びつつあり、1日限定ながら、宮根誠司氏(54)の“相棒”に抜てきされた。

 番組では、MCの女性アナが夏休み期間中、系列局の女子アナが日替わりで登場し、代打を務める企画が、13年からスタート。読売テレビから新人アナが選ばれたのは初めてだった。

 その中村アナについて、宮根氏は「まず、おなかから声が出ているのが素晴らし。すごい。普通(の新人)なら緊張して、なかなか出ないもの。まだ入社半年でしょ? 僕なんかぼろぼろでした。『もう無理だ』と思って、辞めようと思ってました」と絶賛した。

 中村アナは報道番組志望で「いずれは報道番組を担当したい」と言い、宮根氏からは意外なアドバイスも。まずは、手足をまっすぐにして立っていた中村アナを「女子アナらしい立ち方」として、斜めのポージングなど、宮根氏が実践指導。「棒立ちは良くない」とダメ出しした。

 さらに、宮根氏は「あとはこれ以上太らない方がいいと思います」とアドバイス。中村アナは、内定から今春の入社までに「5キロ太った」そうで、宮根氏の意見に、真剣に聞き入っていた。