第30回東京国際映画祭(10月25日開幕)のラインアップ発表会見が26日、都内で行われた。

 コンペティション部門に日本作品は「最低。」(瀬々敬久監督、11月25日公開)と「勝手にふるえてろ」(大九明子監督、12月23日公開)が選ばれた。「最低。」はセクシー女優紗倉まな(24)の小説が原作。瀬々監督は「AV女優も普通の生活をしていることを描いた」。アニメ「クレヨンしんちゃん」シリーズなどで知られる原恵一監督(58)の特集上映や革新的な映画人をたたえるSAMURAI賞が坂本龍一に贈られることなどが発表された。コンペ部門の審査委員長は米俳優トミー・リー・ジョーンズ(71)が務める。