米俳優レオナルド・ディカプリオ(42)が、セオドア・ルーズベルト米大統領を描いた伝記映画で、マーティン・スコセッシ監督と再びタッグを組むことが明らかになった。

 米映画「レヴェナント:蘇りし者」(15年)で初のオスカーを受賞したディカプリオは、ルーズベルト大統領役で気心の知れたスコセッシ監督と共に再びオスカー像を狙うことになった。ルーズベルト大統領はニューヨーク州下院議員、ニューヨーク州知事を経て1901年に42歳の若さで第26代大統領に就任。自然保護に積極的に取り組んだことでも知られており、ディカプリオは以前から同大統領の伝記映画に興味を示していたと言われている。

 ディカプリオとスコセッシ監督は、アカデミー賞作品賞、監督賞など10部門にノミネートされた「ギャング・オブ・ニューヨーク」(02年)から第79回アカデミー賞作品賞を受賞した「ディパーテッド」(06年)、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(13年)など過去5作品でタッグを組んでいる。また、現在も本作以外にも2作品の製作が進められており、今作で8作目となる。(ロサンゼルス=千歳香奈子)