乃木坂46の伊藤万理華(21)が2日、ブログを更新し、年内でのグループからの卒業を発表した。

 ブログでは、今月5日から開催される初の個展「伊藤万理華の脳内博覧会」に触れた上で、「私、伊藤万理華はこの個展を機に乃木坂46を卒業することに決めました」と発表した。「グループに属している人間である以上、卒業というのはいつかは決めないといけないことだろうというのはずっと頭にありました。その中で、今回の脳内博覧会は私の全てを伝えきることのできる最高の場。ここで卒業するのが私らしい決断だと思ったのです」と説明した。

 突然の報告でファンに謝罪し、「まだまだこれから! と声をかけてくださった方々を裏切る形になってしまっているのかな…」と不安もつづった。その上で、「最後まで私なりに何かを返せるように努力を続けたいです。乃木坂46としての活動は年内で終わります。残り少なく感じますが、メンバーとしてめいっぱい楽しみます! どうか最後まで応援よろしくお願いいたします」と締めくくっている。

 伊藤は11年8月に乃木坂46に加入した1期生。母が元ファッションデザイナー、父がグラフィックデザイナーという芸術一家で育ち、小さいころからアートに触れてきた。鉱物やコケ好きという独特な一面も持ち、乃木坂46のライブDVDに封入されているブックレットのデザインを担当したこともある。15年6月からは、デザイン専門誌「月刊MdN」に、著名クリエーターを尋ねる連載が掲載されている。愛称「まりか」「まりっか」。