衆院選の投開票日だった22日、元秘書の男性に対する「ハゲー」などの暴言や暴行疑惑で自民党を離党、埼玉4区から無所属で出馬した豊田真由子衆院議員の事務所を取材しました。国政選の投開票日などは、芸能担当記者もほぼ総出で取材にあたります。

 注目の候補者ということで、報道陣が多く訪れたのですが、事務所が狭いという理由で、結局スポーツ紙は会見には出席することができませんでした。それでもコメントをとるためにと、台風が接近する中、約20人の報道陣が外で豊田氏を待ちました。

 豊田氏は結局、落選。午後6時前から午後11時過ぎまで暴風雨の中、外で豊田氏を待ったのですが、ひと言もコメントをもらうことができませんでした。取材に行ってコメントが取れないことは珍しいことではないのですが、ひと言も持ち帰れなかったのは悔いが残りました。

 そして、帰り際、支援者から「あなたたちが落選させたのだから!」と言われ、複雑な心境で帰途につきました。