TBSの安東弘樹アナウンサー(50)が、直属の部下である吉田明世アナウンサー(29)が貧血のため生放送中にダウンしたことを謝罪した。

 安東アナは、吉田アナが月曜パーソナリティーを務める30日放送のラジオ番組「たまむすび」に出演。吉田アナが29日放送の「サンデー・ジャポン」生放送中に体調不良のため退席したことについて、「吉田を体調不良に追い込んだ直属の上司、安東でございます。申し訳ない!」と詫びた。

 吉田アナは「安東さん、昨日からずっと謝り続けて……安東さん悪くないのに本当に申し訳なさそうにさせてしまって」と恐縮したが、安東アナは「勤務表承認っていうのがあるんですけど、これだけ働いているっていうのを承認するんですけど、ちょっとため息出ちゃいました。長いんですよ、残業が多いんですよ、吉田さんの」と吉田アナに仕事が集中してしまっていたことを明かした。

 安東アナいわく、各製作班から吉田アナへの発注を数多く受けているという。しかし吉田アナは、安東アナから仕事を振られる際に「こういう仕事来たよ。でも体調のこともあるから無理しないで。受けなくてもいいよ」とねぎらわれていると明かし、「自分で自分を追い詰めただけなので、安東さんは全く悪くないです」とした。安東アナは「本当に頑張るんですよ、この子」と仕事に対する姿勢を高く評価し、吉田アナが売れっ子アナであることに「間違いない」と太鼓判を押した。