TBS系日曜劇場「陸王」(日曜午後9時)の12日第4話の平均視聴率が14・5%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は14・7%、第2話は14・0%、第3話は15・0%だった。裏では人気映画「シン・ゴジラ」がテレビ朝日系で地上波初放送されていたが、安定した高視聴率をあげた。

 池井戸潤氏の同名小説が原作で、経営危機の老舗足袋業者「こはぜ屋」がランニングシューズの開発に取り組む感動の企業再生ストーリー。15年ぶりの連ドラ出演となった役所広司(61)が老舗社長を演じる。

 第4話は、ソール素材としてシルクレイの開発に成功し、次の段階へと移るため、宮沢(役所広司)は茂木(竹内涼真)の足型を取らせてもらうべく、ダイワ食品陸上競技部を訪ねる。一方、茂木は所属先の労務課から、陸上を引退して社業に専念してはどうかと提案される、という内容だった。