東京都三鷹市の公式サイトが29日までに更新され、「人間失格」などの著作で知られる作家太宰治(1909-1948)の墓所を参拝する際の注意喚起がなされた。

太宰の遺体が発見された6月19日は“桜桃忌”と呼ばれ、三鷹市下連雀の禅林寺にある墓所には多くのファンが参拝に訪れる。

桜桃忌を前に、「『太宰治』墓所への参拝に関するお願い」と題したメッセージが三鷹市の公式サイトに掲載された。

「6月のご命日を控え、三鷹市下連雀の禅林寺にある太宰治の墓所を訪れる皆様へ、参拝時のマナーについて、三鷹市より改めてお願い申し上げます」として、遺族からの「太宰治を偲んで墓参りしていただけることは遺族として大変ありがたいと思っております。墓に来られた皆様が気持ちよくお参りできますよう、お供え物についてはご遠慮いただくか、お持ち帰りいただき、お気持ちだけ頂戴できればと心よりお願い申し上げます」というコメントを伝えた。

「墓所の維持管理について、ご遺族やボランティアの皆様は多大なご苦労をされています」と明かし、「ご心情に配慮いただき、節度ある参拝にご協力をお願い申し上げます」と呼びかけた。