ミュージシャンGACKTが29日、自身のXを更新。SNS上でしゃぶしゃぶ店の豚肉が薄すぎると指摘する投稿が拡散し、運営が謝罪する事態となった騒動について、独自の見解を示した。

この騒動では、人気チェーン「しゃぶ葉」で提供された豚肉が、皿が透けて見えるほどの薄さだったとする投稿が今月拡散。「もはやスケルトン(豚)」などの指摘も相次ぎ、「すかいらーくホールディングス」は基準を満たさない状況だったとして謝罪する事態となった。

GACKTはその騒動を伝える記事を引用。「うーん、このニュースを見た時に大きな違和感」と切り出し「別にこのレストランや会社を擁護するつもりはないんだが。『薄い=質が低い』その発想自体が正直ズレてる」と指摘した。

続けて理由を説明。「しゃぶしゃぶは、薄く切ることで完成する料理。火入れは一瞬。水分は逃げない。柔らかさも、脂の抜けも、すべて計算されている」とつづると「厚ければいい?むしろ逆。火を入れる時間が伸びた瞬間、肉は硬くなる。『透けてる=粗悪』じゃない。均一にここまで薄く引けるのは技術」とした。

さらに「スーパーやデパートで、ここまで薄い肉が売っていないのは、その状態で販売してしまうと時間が経てば肉がくっついてしまう問題が出る。だから、ある程度の厚さを保持している」との私見も披露。「だから、ボクは家でしゃぶしゃぶをやる時は、ミートスライサーを使う。できる限り薄い肉にする。すぐに食べられる時は、0.8mm。人数が多い時は1.5mm.それほど薄い肉をサーブするのに難しい。スライスした肉を置いておくと、面が酸化していくから味は落ちる。だから、食べる直前にスライスすることにこだわりを持つ。そして食べる直前だから極薄に出来る」とのこだわりも記した。

GACKTは「もし、薄いスライスを提供してくれる店があるのなら、その店は大切にした方がいい。極薄の肉を提供してくれる店はほとんどないのだから」と持論をつづると「きっと、このレストランの店員は本当の肉の美味しさをわかっている達人。会社の規定に逆らってでも美味しさを求めたんだ。拍手を送りたい!」と結んだ。