古坂大魔王(44)ふんするピコ太郎が27日、都内でYahoo!検索大賞2017のプレイベントに出演した。

 昨年は「PPAP」で流行語部門賞を受賞した。「あれから、もう1年なんですね~。感覚的には4分前です」「この1年で17カ国くらい行きましたので、気持ち的にはバスコ・ダ・ガマです。マゼラン」と話し、「去年のこの時期に、検索すると『ピコ太郎 オワコン(終わったコンテンツ)』って出ましたから、オワコンも案外長いもんですね」と自虐ネタで笑わせた。

 12月6日に発表される検索大賞に先立ち、この日は流行語部門賞とスペシャル部門賞が発表された。流行語部門賞は、森友学園問題などで新聞やワイドショーなどをにぎわせた「忖度(そんたく)」が受賞。ピコ太郎は「初めて漢字を知りました。逆にこの言葉がない世界も存在しないのかなって、いろんなことを考えた言葉です」と述べた。

 なお、スペシャル部門賞は藤井聡太四段、永野芽郁が受賞した。

 さらに昨年からの世界的ブームを「2週間くらいで終わると思った」と振り返った。結果、今年に入ってもブームは絶えず、ウガンダ共和国の観光大使を務めたり、安倍晋三首相が開いた夕食会でトランプ米大統領と交流するなど、日本の“顔”として活躍した。

 1年を振り返り、「この1年は、人生あと20回やっても経験できないことを経験させていただきました。感謝と愛の絶えない1年でしたね、あと金銭と」と話して爆笑を誘った。