元日本相撲協会外部委員の漫画家やくみつる氏(58)が29日、暴行問題の責任を取って現役引退した横綱日馬富士について、今後、元横綱としての“品格”についてコメントした。

 やく氏はこの日放送されたフジテレビ系「みんなのニュース」に出演。日馬富士の引退会見を振り返り「重大な事件でしたからこうなることは想像はついたんですけど、その表情は無念さがにじんでおるなぁと思いました」と率直な印象を口にした。

 また、日馬富士と貴ノ岩について「どちらも悪く言われ続けるのは賢明じゃない」とやく氏。「日馬富士は母国に帰ってから母国の人に対する説明があると思う。その時に日本に後足で砂をかけるようなことは言ってもらいたくもないし、もちろんそんなつもりもないでしょうし、これからも元横綱としての行動が問われると思う」と話した。