女優柴咲コウ(35)が主演し、3日に放送されたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜午後8時)の第48話の平均視聴率が、関東地区で11・9%だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。前週は11・3%だった。

 

 同作は男が絶えた井伊家を「男」を名乗って守り抜き、後に徳川四天王の1人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政、幕末の大老として知られる井伊直弼へと子孫をつないだ女領主・井伊直虎を主人公とした物語。

 

 3日の回は、織田信長(市川海老蔵)の甲斐からの戻りがてら富士山など駿河・遠江の名所を観光したいという希望を聞き、万千代(菅田将暉)は信長をもてなすため奔走。信長はたいそう楽しみ、そのもてなしのお礼として、家康(阿部サダヲ)を上方へ招待したいというが、家康は罠かもしれないと疑う。一方井伊谷では、直虎(柴咲コウ)が氏真(尾上松也)から、明智光秀が信長暗殺を企てていることを聞く。直虎は、家康に明智の計画を伝える内容だった。