木村拓哉(45)が25日、都内で、「LINEのお年玉」CM発表会に出席した。今日26日から始まる同キャンペーンのアンバサダー(大使)に就任。31日から3日間限定放送のテレビCMに出演する。木村の顔写真を使ったLINEスタンプも販売。ジャニーズ事務所のタレントがLINEスタンプになるのは初めて。

 プライベートで1日10回以上はLINEを使用しているという。CMに起用され「日頃から使いまくっているツールなので、すごく照れくさい感じはありましたけど、非常にうれしかったです」と喜んだ。「アプリに赤い点滅(未読メッセージのサイン)がついた時点で、レスポンスするようにしています」と話し、「即レス」を心がけていると明かした。

 木村のLINEスタンプは、木村が「ちょ待てよ!」「あけましておめでとう」などと言っているような顔写真がポップにデザインされたもの。この日の会見で、ステージ上のモニターに自身のスタンプが映し出されると、「これ恥ずかしいですね。これは、かなりの…。こういう場でお披露目っていうのは…」と動揺した。「ちょ待てよ!」については、「プライベートで言うことはまずないのですが、モノマネしてくださる方がイメージを定着してくださったと思います」と照れ笑いした。

 スタンプは16種類1セットで120円。来月11日まで発売される。現在多くのタレントやキャラクターを使ったLINEのスタンプが幅広く利用されているが、ジャニーズ事務所からは木村が先陣を切った形。LINEでは木村個人の公式アカウントも設置され、木村に関する情報が配信される。同事務所はタレントの肖像権を守り悪用を防ぐなどの目的で、デジタルビジネスに消極的だったが、今後の判断を左右する試金石となりそうだ。