東山紀之(51)が2日、舞台「ジャニーズ Happy New Year アイランド」(27日まで、東京・帝国劇場)の2日目公演に出演した。多数のジャニーズJrとともに、少年隊「仮面舞踏会」など、ジャニーズグループの名曲に乗ってキレのあるパフォーマンスを披露。ジャニーズの次世代を担う若者たちに、大きな背中を見せた。

 最年少12歳の川崎星輝を始め、10代、20代のジャニーズJr83人の先頭に立ち、鋭いターンを決めた。嵐の「Monster」では、棺(ひつぎ)の中から登場し、鬼気迫る表情を見せた。近藤真彦(53)の「アンダルシアに憧れて」では、フラメンコ風のダンスで魅了。Jr内ユニットMr.KINGの平野紫耀(20)は「東山さんはお年玉のような存在です。1歩前に東山さんの大きな背中を見ながら。とても光栄です」と感激した。

 東山は若手メンバーを見渡し、「全公演が終わってから、本人たちもびっくりするくらい実力が上がっていると思う。立場的には、『ドラゴンボール』の亀仙人みたいなものなので。みんな重い甲羅を背負って、頑張っていただきたいと思います」と、メンバーとの師弟関係を人気漫画に例えて説明した。Travis Japan宮近海斗(20)は「この舞台は『ドラゴンボール』でいえば天下一武道会みたいなものなので、自分と戦いながらお客さんに素晴らしいものを見せつけたいです。かめはめ波!」と意気込んで、笑いを誘った。【横山慧】