石原さとみ(30)主演のTBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」(午後10時)の12日初回の平均視聴率が12・7%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 怪しい死体が運ばれる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台にした1話完結の法医学ミステリー。大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子氏が脚本を手掛けている。

 初回は、法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)が働く不自然死究明研究所、通称UDIラボでは、異状死体や犯罪死体の死因を究明している。ある日、中年夫婦がUDIを訪ねてきた。突然死した息子・高野島渡の心不全という死因に納得がいかないという。ミコトたちが解剖すると、急性腎不全の症状が見つかる。薬毒物死を疑い、詳細な検査にかけるが、その毒物が何かが特定できない。そんな折、高野島と一緒に仕事をしていた同僚女性が、原因不明の突然死を遂げていたことが判明。調査を進めるうちにミコトは高野島が中東呼吸器症候群(MERS)に感染したことを突き止める。しかし、恋人・馬場路子(山口紗弥加)の証言で事態は急展開する、という内容だった。