朝日放送(大阪市福島区)の脇阪聡史(わきさか・さとし)社長(70)は16日、大阪市内の同局で、新春恒例の社長会見を開き、昨年末、「週刊文春」に女優藤吉久美子との関係を報じられた同局プロデューサーA氏について言及。「誤解を受ける行動があったことに問題がある。あってはならないこと。上長から、そう本人に伝ええている」と語った。

 藤吉は昨年末、報道後に会見を開き、A氏とは女優、ドラマ・プロデューサーの関係であって、不倫については否定している。

 脇阪社長は「文春は昨年の当初から不倫、不倫と(報道が)あって、当社も報じられた」とし「そもそも、(不倫関係にはなくても)誤解を受けるような報道があって、関係者の皆さんにご迷惑をかけた」と謝罪。A氏には「ドラマのプロデューサーですから、自分の作品そのもので話題になってほしい」と、奮起を求めた。

 また、A氏への処分、処罰については「今の時点では考えておりません」とした。