「辰巳ゆうと」という、20歳の新人演歌歌手が17日に「下町純情」でデビューしました。

 イマドキの若者らしく、アゴがシュッと細く、目がパッチリと大きくて、鼻筋がスッと通った端正な顔立ちです。

 顔だけ見るとジャニーズ系な甘いマスクですが、歌うのは演歌です。

 演歌好きの祖父母の影響があったとはいえ、途中でポップスなどに軌道修正をする機会もあったのでは…。

 辰巳自身は「物心が付いた頃からマイクを握り、カラオケ喫茶でおしめを替えてもらっていました」と振り返り、演歌以外を歌唱することは考えたことがないと言い切ります。演歌の魅力は「メロディーも歌詞も奥が深いところ」だそうです。

 16年4月、大学進学のために大阪から上京。昨年2月からは赤羽や錦糸町、錦糸町などで演歌のストリートライブを約80回積み重ねてきています。

 週2回のペースで、マイクを持たずに地声で約1時間、昭和の名曲を歌っていますから、もし見かけたら、1度足を止めて耳を傾けてみてください。「得意の低音」がアピールポイントだそうです。

 笑顔が自民党・小泉進次郎筆頭副幹事長に似ています。進次郎似の20歳の演歌歌手。それが辰巳ゆうとです。