松坂桃李(29)主演の映画「不能犯」(白石晃士監督)が1日、公開初日を迎え、都内で舞台あいさつが行われた。

 松坂が全てのターゲットをマインドコントロールして、次々と殺人を行う男・宇相吹正を演じるスリラーエンターテインメント。

 公開前の1カ月はテレビ出演などプロモーション活動に追われた松坂は「撮影が終わってからの方が、長く感じます。宣伝部の方、お疲れさまでした。この1カ月は、芝居1、バラエティー9くらいの割合。おかげで芸人さんとコミュニケーションを取れるようになりました」と笑顔を見せた。

 宇相吹が唯一、コントロールできない女性刑事・多田友子を演じた沢尻エリカ(31)は「今回は、自分にとっても思い出に残る作品になりました」と話した。他に新田真剣佑(21)間宮祥太朗(24)真野恵里菜(26)芦名星(34)白石晃士監督が出席した。