日本テレビ系連続ドラマ「トドメの接吻」(日曜午後10時30分)の4日第5話の平均視聴率が7・3%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べでわかった。前回は6・7%だった。

 山崎賢人(23)演じる主人公のホストが、キスで相手を殺す女(門脇麦)の手にかかり、死のタイムリープを繰り返すサスペンス。山崎は、愛を信じず金と権力を愛し、NO・1ホストとして女性を手玉にとる“クズ男”を演じる。前クールの人気ドラマ「陸王」(TBS)での熱演も記憶に新しい山崎の、新たな一面が見られそうだ。主題歌を菅田将暉が担当するのも話題。菅田は謎のミュージシャン役で、出演もしている。

 第5話は、旺太郎(山崎賢人)の正体を知る尊氏(新田真剣佑)が、12年前の沈没事故を引き起こした船長の息子であることを美尊(新木優子)の前で暴露。旺太郎はそこで初めてあの日クルーズ船に乗り合わせていたお金持ちが並樹家だったことを知ったのだった。美尊と尊氏の婚約の準備が進む中、旺太郎は郡次(小市慢太郎)があるテープをネタに尊氏を脅していることをつかむ。婚約披露パーティーの混乱の中、テープを盗み出そうとするが、あと少しという時に母・光代(奥貫薫)が事故で意識不明の重体だという連絡が入る、という内容だった。