1月31日にがん性心膜炎のため、38歳で亡くなった人気ヒップホップグループ「ET-KING」のリーダー、いときんさん(本名・山田祥正=やまだ・よしまさ)の通夜が3日、大阪市阿倍野区の「やすらぎ天空館」で営まれた。

 通夜式の合間に、センコウ(38)BUCCI(39)KLUTCH(39)DJ BOOBY(36)コシバKEN(37)の5人が取材に応じ、いときんさんは心臓の不調を訴え倒れる2日前、2月から始まるツアーへ「様子見ながら出たい」と、ライブ活動へ強い意欲を見せていたと明かした。

 いときんさんは昨夏、肺腺がんを公表し休業していたが、同12月28日には、ツアー最終日の大阪公演に出演。創作活動も続け、未発表曲も多く残した。

 メンバーは「いときんが残した曲を僕らなりに解釈しながら、世に送り出す。今も昔も、これからもずっと(故TENNさん含め)7人で歌っていく」と話した。葬儀は4日午前10時30分から「やすらぎ天空館」で。