元フィギュアスケーターの安藤美姫さん(30)が11日、埼玉・富士見市の「ららぽーと富士見」でトークショーを行った。

 トリノ、バンクーバーと2回の五輪を経験しているだけに、9日に開会式を行った平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)の話題ではトークも熱を帯びた。

 フィギュアスケート男子の羽生結弦(23)は五輪連覇がかかっている。「オーサー・コーチも言っていたが、準備はしっかりしているだろうし、(昨年11月に痛めた右足首の)けがの心配はしていません。彼はマインドコントロールができるし逆境にも強い。信じて良いと思う」と期待していた。宇野昌磨(20)については「時差調整が苦手でしたが、平昌とは時差がない。環境はいつもより良いと思う」と説明した。

 女子の宮原知子(19)には「ケガを乗り越えた。心配ない」とエールを送り、坂本花織(17)には「若いパワーで、固くならずに伸び伸びやっている」と活躍を望んでいた。

 破局説が流れる男子フィギュアの元世界王者ハビエル・フェルナンデス(26)について、取材陣から「バレンタインデーは彼にチョコをあげますか?」と聞かれると「予定はない」と言い切り、「彼がいようが、いまいが、お世話になっている人にあげている」とかわした。それでも執拗(しつよう)に「チョコを彼には…」と聞かれると「本当にしつこい。絶対にそれ言われると思った」と苦笑いだった。