オスカー女優のジェニファー・ローレンス(27)が、中学を中退していたことを米CBSテレビの米報道番組「60 Minuites」(25日放送予定)のインタビューで初告白。米ニューヨーク・ポスト紙などによると、「中学を中退しました。卒業証書などはありません。私は独学です」と語ったという。

 その決断を後悔してはいないのか?との問いに、「まったく、後悔していません。自分の道を作りたかったんです。やりたいことを見つけたので、その邪魔をするものは欲しくなかった。14歳で女優の道に入り、長い間、友人さえ、それほど重要ではなかった」と明かした。

 米ケンタッキー州ルイビルで育ったローレンスだが、地元にはなじめなかったという。「学校では落ちこぼれていて、自分がそれほど賢いとは思えなかった」と語った。 

 映画の脚本を読んだ時、これこそ自分が自信を持てるものだと確信したというローレンスは、「14歳の時、女優になるために学校を中退すると、周囲に理解させるのは困難だった」と振り返った。

 2008年に映画デビューを果たし、2010年には映画「ウィンターズ・ボーン」での演技が高い評価を受けた。映画「ハンガーゲーム」(2012年)で若手スター女優の仲間入りを果たし、同年、「世界にひとつのプレイブック」でアカデミー賞主演女優賞を受賞している。(ニューヨーク=鹿目直子)