俳優の梅沢富美男(67)が、ボクシングの前WBC世界バンタム級王者山中慎介(35=帝拳)が、王者ルイス・ネリ(23=メキシコ)との世界戦で敗れたことに「悔しい」と吐露しつつも結果を受け入れた。

 梅沢は1日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。山中の試合をテレビ観戦していたといい「悔しいけどね……」とつぶやいた。

 ネリは試合前日計量で2・3キロと大幅な体重超過。2回目も1・3キロオーバーで王座を剥奪された。当日の午後0時に58キロのリミットで計量が課せられ、57・5キロでようやくクリア。そして「60キロで上がった」というリングで山中を破った。

 若い頃にボクシング経験があるという梅沢は「2階級くらい上のウエートで来たわけでしょ? 1階級違うだけでパンチ力、全然違うから」と不公平を指摘したが、「でも、悔しいけどプロっていうのは結果(がすべて)なんです」と語った。