TBS系で13日夜に放送された、吉岡里帆(25)主演の「きみが心に棲みついた」(火曜午後10時)第9話で、吉岡演じる主人公の小川今日子(キョドコ)が、28歳の誕生日にもかかわらず交際相手の漫画誌編集者・吉崎幸次郎(桐谷健太)にふられる衝撃のラストに、インターネット上で話題が沸騰している。

 第9話では、キョドコの勤務先の下着メーカーの上司で元交際相手の星名漣(向井理)が、セクハラやパワハラをしているという内部告発メールが飛び交う。メールの送り先は、星名の出向元である買収先の商社だったが、事態を受けて、社内では聞き取り調査が行われた。キョドコの同僚で星名に迫っていた飯田彩香(石橋杏奈)は、星名のパワハラを暴露。一方、キョドコには、新作発表会の際に新作下着を着用し、ランウエーを歩くよう星名から命じられた件について質問が飛んだが、キョドコはパワハラはなかったと回答。星名をかばったわけではなく、命令を断れなかった自分が悪いだけで、パワハラといった社内の問題には当たらないと考えていたが、星名には自宅謹慎が命じられた。

 キョドコはその夜、吉崎の自宅を訪問するが、キョドコが星名のパワハラを否定したことを知った吉崎から「別れよう。今日子は多分、俺のこと、好きなんかじゃない。今日子の中には、ずっと星名さんがいる。(中略)今日子は星名さんがいなくなるのが嫌なんだ…だから、かばったんだろ? それって、依存なんじゃないの?」と別れを切り出される。結局、キョドコのバースデーは、つらく悲しい思い出に変わって終わった。

 20日の最終回の予告が流れる中、ツイッター上には「吉崎さん、何でそんなことを…」などと吉崎に批判的な意見や、「キョドコがかわいそう」、「星名さんも崩れてしまった」という声や「キョドコは最終回でどちらとくっつく?」、「最終回が待てない」などの声が相次いだ。天堂きりん氏の原作「きみが心に棲みついた」「きみが心に棲みついたS」の連載が、漫画誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で続いているだけに、最終回の展開がどうなるか、ツイッター上では議論も起き始めている。