歌手大橋純子(67)が15日、都内で会見を行い、早期の食道がんであることを発表した。
今年2月に行った定期健診で見つかった。胃カメラで異常が見つかり、再検査の結果「食道の中間あたりの位置にある早期のがんでステージ1ぐらい。転移はない。声への影響もない」という。患部の痛みや食欲減退などの自覚症状はまったくなく、3日前もジョイント公演で2曲を歌唱したばかり。「いまだに信じられない。実感がないんです」。完治に向けて、今後、外科手術をするか、抗がん剤などで治療するのかは、医師と相談をして決めていく。早ければ4月に入院をする。
治療に専念するため、4月以降の公演やディナーショーなど10本以上決まっている仕事はすべてキャンセル。年内は休業して、来年の45周年の節目に完全復活を目指す。「医師からは根治をすれば歌うことに問題ないと言われている。まずは治療に専念。そして、その後の歌手人生に懸けたい」と前を向いた。
これまでの歌手人生で、30代後半に約4年間、米ニューヨークに行くなど休業・充電をしたことはあるが、公演中止は今回が初めて。「それが一番悔しい」と語気を強めた。
1979年(昭54)に結婚した作曲家佐藤健氏にも「頑張っていこう」と元気づけてもらっているという。「早期発見で運が良かった。これを乗り越えていくという、私の生きざまが今、試されている。次に期待してもらえたら幸せです」。
74年6月にシングル「鍵はかえして」でデビュー。「たそがれマイ・ラブ」「シルエット・ロマンス」などの大ヒットで知られる歌姫が、闘病明けの来年に完全復活を誓った。



