大野拓朗(29)が24日、都内で、主演映画「台湾より愛をこめて」(三原慧悟監督)の初日舞台あいさつを行い、独学でピアノを始めていたことを明かした。

 売れないお笑い芸人の雄介(大野)が、5年前の約束を果たすため、元相方と台湾を旅する物語。相方役で落合モトキ(27)、2人が台湾で出会う少女役で岡本夏美(19)が出演している。

 物語にちなみ、登壇者は「5年後の目標」を発表した。大野は「去年ピアノを始めたんです。家にピアノ買って、独学で」と明かし、「ミュージカルの曲を弾きながら自分で歌って、っていうのをお客さんに披露できたらいいなと思います」とファンに公約した。

 大野と落合は劇中衣装で登壇した。それぞれ役柄に合わせて自前で用意したものだという。大野は「大阪にいたのでアメ村に行って、1日かけて衣装選びました。売れてない(芸人)感、あるでしょう?」とニヤリ。一方の落合は「『衣装、売っちゃったかもしれないな』と思っていたので、あってよかったなと思います」とばつが悪そうに笑った。