小堺一機(62)がMCを務め、フジテレビで16年4月から17年9月まで放送されたトーク番組「かたらふ」が特番として復活し、31日正午から「かたらふ~語らいまくり旅SP~」として放送されることが27日、分かった。

 また浅野温子(57)が、1976年(昭51)に芸能界入りして以来、42年でMCに初挑戦することも決まった。浅野は「MCには全然なってないですね(笑い)。小堺さんの後ろでちょこちょこと遊んでいるというか、仕事になってないですね。小堺さんの隣にいるだけで。今日は隣にもいなかったっていう(笑い)」と本音を吐露した。

 浅野は17年7月8、15日放送回の「『今猛烈にLOVEなもの』をかたらふ」に出演し、小堺と意気投合。その縁から、「かたらふ」仲間として小堺たっての希望でMCをオファーされ、快諾。同局を通じてコメントを発表した。

 浅野 小堺さんがおっしゃるように、私が壊してしまってどうにもまとまらないものを、小堺さんがひとつひとつ積み上げてくれて、どうにか番組になるという(笑い)。私は壊しているだけ(笑い)。もともと小堺さんにおんぶにだっこのつもりで、最初から全部お任せしているので。基本的に小堺さんなしではこの番組は成り立ちません(笑い)

 「かたらふ」は萩原健一、水谷豊、作詞家の松本隆氏らゲストが、小堺と影響を受けた人物、好きな音楽、映画、ドラマを語り、これまで見せたことのない素顔を見せるトーク番組として人気だった。今回の特番は、ゲストのゆかりの地を巡るブラ歩きロケスタイルという、全くスタイルの違う90分の特番としてグレードアップして復活。浅野と同じくゲスト出演の経験がある、お笑いコンビANZEN漫才のみやぞんもアシスタントとしてMCに挑戦し、異色の3人のMCによる「語らい旅」が展開される。

 ゲストとして加藤一二三、平野ノラ、本田望結、紗来姉妹が出演する。