お笑いコンビよゐこの有野晋哉(46)が、22年続けたフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」が終了しても泣くことができなかったことを明かした。

 有野は3月31日深夜放送のMBSラジオ「極楽とんぼ オレたちちょこっとやってまーす!」に出演。極楽とんぼの山本圭壱(50)と、「めちゃイケ」終了を振り返った。一時期活動を休止し2年前に番組に戻ってきた山本と違い、有野は22年間レギュラーだった。山本が「岡村が抜けたり、新メンバーが入ったりといろいろあった番組が終わる。自分の中の気持ちの整理はどうなんですか?」とたずねると、有野は「どこでその感情になるのかわかんないですよね」と不思議がった。

 「放送が終わった途端に何か込み上げるものがあるのかな」と思っていたという有野だったが、「めちゃイケ」最後のロケが終わった後も、最終回の放送を出演者で集まって見ていたときも何もなかったそう。「めちゃイケ」は毎週火曜と水曜が収録日だったことから、「次の火曜日に起きたときに『ああ、この曜日にもうみんなと会うことはないねんなあ』と込み上げるのかな」と期待していると語った。

 最終回の放送で出演者たちがめちゃイケメンバーを前にスピーチをした際も、有野は泣いていない。有野は「スピーチで泣いてる子とかを見て、俺も泣けんのやろな、あそこ立ったら、俺泣けるでって思いながら行ったんですけど、全然泣けないんですよ」と笑った。