ビートたけし(71)の独立問題に端を発した、オフィス北野・森昌行社長(65)とたけし軍団の対立を取材すべく連日、都内の同事務所前に張り込んだ。

 森社長がいつ出社するのか、軍団メンバーがいつ現れるのか分からないため、現れた際に話を聞くべくマスコミ各社が連日張り込む事態になったのだ。

 しかし、公道にマスコミ各社が押し寄せたため、事務所下のベトナム料理店には迷惑をかけてしまう形となり、あらためておわびしたい。

 4月に入っていたので、夜でもおおむね暖かかったのは幸いだった。しかし1日だけ、すさまじく寒い日があった。あまりの寒さに、ホット缶コーヒーで暖をとる事態に。そんな中、近所に住むという2人の老婦人に声をかけられた。

 「連日大変よね。森社長が出て来て話してくれれば、解決するのにね」などと話し掛けてきた。老婦人の1人は「あなた、連日見かけるわね」と言うと、おもむろにかばんから巾着袋を取り出し「何人いるの? ほら、手を出してごらん」とまるで子どもにおやつを渡すように、チョコレートとあめをプレゼントしてくれた。

 張り込み取材という身も心もすさむような中で、心温まるシーンとなったのは言うまでもない(笑い)。張り込み取材は、いろいろなことが起きるものである。