とんねるずの石橋貴明(56)と歌手の工藤静香(48)が、80年代に人気を博したフジテレビ系バラエティー番組「夕やけニャンニャン」の思い出を語った。

 石橋がMCを務める同局系新番組「石橋貴明のたいむとんねる」が16日深夜にスタートし、初回ゲストとして工藤が出演。約15年ぶりのテレビ共演となり、昔話に花を咲かせた。

 とんねるずがMCを務めた「夕やけ-」は、工藤が在籍したおニャン子クラブがメーンのアイドルバラエティー番組として知られているが、石橋いわく「最初、(片岡)鶴(太郎)さんもいたり三宅裕司さんもいたり、面白い番組を作ろうっていうことだった」と、当初のコンセプトは違っていたという。「おニャン子クラブが売れたらおニャン子クラブの番組になっちゃって。辞めたくて辞めたくて……」と当時を振り返った。

 一方の工藤も、石橋から「やる気なさそうだったよね」と当時について指摘されると、「あれだけ大勢歌ってると、一生懸命歌わなくても誰か歌ってるかなと思って」と苦笑い。周りのメンバーをかき分けて前に行こうという気持ちは「ゼロ。果てしなくゼロだった」と語った。