昨年2月に宗教法人「幸福の科学」に出家し、清水富美加から改名した女優千眼美子(23)が8日、ヴィレッジヴァンガード渋谷本店で、映画「さらば青春、されど青春。」(赤羽博監督、12日公開)のトークショーを行った。

 出家後初の公の場に、「外に出てファンの方と触れ合うのは1年半ぶり。すごく久々でドキドキしています」。「清水富美加時代から幸福の科学の映画に出たかったので、素直にうれしかったです」と映画のオファーを受けた当時を振り返り、「ちゃんとしたきれいな大人の女性役は初めて。宇宙オタクとか同人誌を書いていたりとか、個性的な役が多かった。美人役がいちばんつらいです」と慣れない役柄を演じる苦労を明かした。

 今作の主題歌「眠れぬ夜を越えて」で歌手デビューも果たした。「音楽が好きなので、一生視聴者でいたい、職業にしたくないと思っていたけれど、表現の形式が増えるのはいいことだと思いました」と感想を述べ、「(自作した)『バターコーンの歌』とか『高菜おにぎりの歌』をCD化したい」と野望も明かした。

 今後について聞かれると「いい意味で倍返ししていきたい。清水富美加からパワーアップしたい」とさらなる活躍を誓った。