黒柳徹子(84)が89年から続けている「海外コメディシリーズ」最後の公演「ライオンのあとで」(9月29日~10月15日、東京・EXシアター六本木)に、ジャニーズWEST桐山照史(28)が出演することが13日、分かった。

 舞台は、フランスの大女優サラ・ベルナール(黒柳)が片足になっても舞台に挑む姿を描く。桐山はサラの足の切断手術を行う、実直で優秀な軍医デヌーセ少佐を演じる。

 桐山は昨年の舞台「アマデウス」で松本幸四郎(現白鸚)とモーツァルト役で共演し、6月の大阪・松竹座「マリウス」にメニエール病で降板した今井翼の代役で主演するなど、ジャニーズ事務所きっての演技派だ。

 黒柳とは初共演になる桐山は「ファイナル公演に出演させて頂けることをすごく光栄に思っております。この舞台は僕が生まれた年(89年)から始まっていると聞いて、勝手に縁を感じております。今回で一区切りと聞いて寂しい気持ちですが、精いっぱい頑張りたいと思います」。黒柳も「お若くエネルギッシュ、演技は太鼓判の俳優さんです」と共演を楽しみしている。