女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)18日放送第41話の平均視聴率が20・6%、19日放送の第42話が19・8%(ともに関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)は、秋風(豊川悦司)のネーム(下書き)をごみと間違え捨てた可能性が高くなり、秋風は激怒しオフィス・ティンカーベルから追い出してしまう。鈴愛は行くあてもなく途方にくれ律(佐藤健)のマンションに涙を浮かべ辿り着く。そして笛を吹いて呼び出すが、出てきたのは律の友人の朝井正人(中村倫也)だった。そして律、正人が行く予定だったマハジャロに東京最後の思い出にと鈴愛もついて行き、ど派手でキラキラな洋服を着てお立ち台デビューした。鈴愛は岐阜に帰る前に、秋風にお礼がしたいと飼っていたペットのアルバムをマネージャーの菱本(井川遥)に借りて、パネルを作成し謝罪文を添えて恩返しした。これ以上ペットが死んでいくのを見たくない秋風は、パネルを見て驚き動揺を見せるが、手紙を見た秋風は「あほらし。酔いも覚める」とひと言。そして焼きおにぎりを暖めようとレンジを開けると、そこにはなくなったと思っていたネームがあった。秋風は「やってまった」と絶句した、という内容だった。