17日に第5回放送を迎えたディーン・フジオカ(37)主演のフジテレビ系連続ドラマ「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐(ふくしゅう)-」(木曜午後10時)の平均視聴率が5・3%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 第1回から5・1%、5・7%、7・1%で、前回が6・5%。

 フランスの作家アレクサンドル・デュマの小説を現代の日本に置き換えて映像化した復しゅう劇。

 小さな漁師町の漁師・柴門暖(フジオカ)が結婚式の当日に冤罪(えんざい)で逮捕。獄中に落とされた柴門は15年後、別人となって現れ、復しゅうを遂げていく。柴門の後輩を大倉忠義(32)、婚約者を山本美月(26)、先輩を新井浩文(39)、柴門を逮捕してどん底に突き落とすエリート警察官僚を高橋克典(53)が演じる。

 第5回放送内容は以下の通り。

 真海(暖から改名=ディーン・フジオカ)は、外務省勤務でマレーシアに駐在していた出口(尾上寛之)を日本に呼び戻して自身の別荘に招待する。出口は入間(高橋克典)が自ら選んだ、娘の未蘭(岸井ゆきの)の婚約者だ。日本に帰れたことを喜ぶ出口に、真海は頼みがあると持ちかける。それは、入間の父親の貞吉(伊武雅刀)の殺害だった。驚く出口に真海は冗談だと告げるが、入間家は貞吉の莫大(ばくだい)な遺産相続でもめていることを吹き込む。