3人組ピアノバンド「WEAVER」のドラム河辺徹(29)が26日、初の小説「夢工場ラムレス」発売記念イベントを都内で行った。

 河辺は同バンドの作詞をほぼ手掛けている。小説を書いた経緯について説明。「どんどん書きたいことがあふれ出てきて、1つの作品になるのでは」と思ったことがきっかけだったという。夢をテーマに、誰にも言わないまま、全国ツアーで滞在した宿泊先などで執筆。完成した作品を初めてスタッフに見せたところ、「すごくおもしろい」と反応が良かったという。その後、トントン拍子で出版が決まった。「メンバーも驚き、『すごくおもしろいね』と言ってくれました」と笑顔を見せた。

 すでに次回作に取り組んでいる。「WEAVERの音楽と一緒に、盛り上がるようなものにしたい。映画とかになって、バンドで主題歌もできたら」と夢を膨らませた。