日本とASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国の歌手が集結する「第2回 日・ASEAN音楽祭」が、10月4日に東京・NHKホールで行われることが28日、分かった。

 日・ASEAN特別大使の杉良太郎(73)が実行委員会会長を務め、日本から関ジャニ∞、乃木坂46、三代目J Soul Brothers今市隆二(31)登坂広臣(31)ら7組の出演が決まった。

 東南アジア各国を代表するアーティストが集結する音楽祭が、今年で日本とASEANの友好協力45周年の記念事業として、13年以来5年ぶりに開催される。音楽祭の模様はNHKをはじめ、各国のテレビ局でも放送される。初めて出演する関ジャニ∞の村上信五(36)は「関ジャニ∞が音楽を楽しんでいる姿をASEAN諸国の皆様にも体感していただけるよう、精いっぱい、そして力強くパフォーマンスさせていただきます」。東南アジアでもライブを行う乃木坂46は「皆さんのかけ橋になれるようなパフォーマンスができるように頑張ります!」とコメントした。

 各国から出演する10組は、いずれも「国民的歌手」と呼ばれるメンバーがそろった。来日する際は音楽祭への出演だけではなく、東京観光も組み込んでいる。杉は「日本は文化を売り出すことに消極的なところもあるし、細かいおもてなしもして文化力を発信できれば。ASEANと日本で1つになって、平和を訴えていきたい」と話した。