シンガー・ソングライター広瀬香美(52)が31日、ツイッターを更新し、28日に事務所の移籍を発表したことに対し、これまでマネジメントしていた事務所「オフィスサーティー」が31日に公式サイトで「広瀬香美」の芸名使用の禁止と芸名を使用した芸能活動の一切の禁止を求めていると発表した件に対抗し「広瀬香美としての活動は今まで通り続けていきます」と宣言した。

 「応援してくださっている皆様へ 一部報道されております件に関して大変驚いています。ご心配をおかけしてすみません。広瀬香美としての活動は今まで通り続けていきますので心配しないでくださいね。これまでもこれからも応援してくださる皆さんの事を一番大切に思っています。また更新します。」(原文のまま)

 広瀬は28日に新たな公式サイトを開設し、オフィスサーティーとのマネジメント契約を終了し、現在、設立中の新たな事務所「Muse Endeavor inc.」に移籍することを報告していた。これまで以上に音楽家としての可能性を追求すると記していた。

 一方、オフィスサーティーは31日に「弊社に許可を得ることなく、新事務所に移りましたと発表した」と、一方的に独立を発表されたと説明。また「『広瀬香美』は弊社代表取締役が命名した芸名であり、『広瀬香美』の芸名の使用権限は、弊社及び代表取締役に帰属しており、弊社所属アーティストとしての活動以外には『広瀬香美』の芸名を使用できません」とした。

 さらに、「弊社としては一方的な対応に強く抗議し『広瀬香美』の芸名を使用した芸能活動の一切の禁止を求めるとともに、断固たる法的措置をとる所存であります」と芸名の使用禁止を求めている。