女優の真矢ミキ(54)が、番組で共演するNEWSの加藤シゲアキ(30)が未成年女性との飲酒を一部週刊誌などで報じられたことについて、「脇をもっとしめて、深く受けとめていただきたい」と言葉を掛けた。

 加藤は8日、金曜レギュラーを務めるTBS系「ビビット」に出演。「私事で申し訳ございません。このたび私が訪れた飲食店で同席していた、20歳とお聞きしていた女性が実際には当時19歳であることがわかりました。そして飲み物をあおるような掛け声を止めることができなかったことを深く反省しております。このビビットでさまざまな物事に関してコメントをしてきたことを思うと情けない気持ちでいっぱいです。情報番組に関わる者として自覚が足りなかったと思います。本当に申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げて謝罪した。

 MCの真矢は「(視聴者の)皆さんにとって豊かな朝をお送りする、そして世の中のことをお伝えする情報番組がこういった始まりをするっていうのはとても恥ずかしいことだと思います。(MCの国分)太一さんには申し訳ないけど、TOKIOさんの山口さんのことをまだ全然払拭(ふっしょく)できていない温度がある中、こういうことが起きると信頼っていうものをどこに置いたらいいのかって思われてしまうと思う。『何やってくれてるんだ』って、本当に昨日、言葉を失いました」と厳しい言葉を投げかけた。

 その一方で、未成年女性と飲酒する様子が録音された音声データがネット上に流れていたことに、「音声が出ているということで、もうそこから何かが始まってたわけなんですよね。飲酒をした、しないという前にもう問題があったんだなと思いました」と真矢。「(加藤を)援護しているんじゃなくて、巻き込まれている被害者の1人じゃないですか。でも、こうなってしまうと加害者になってしまう。それくらい自覚を持って、こういった情報番組を任せて頂いているんですから、本当に脇をもっとしめて、深く受けとめていただきたいと思います」と語った。

 7日発売の週刊文春と女性セブンで、加藤は同じくNEWSの小山慶一郎が未成年の女性と飲酒している様子が掲載された。ジャニーズ事務所は同日、マスコミ各社にファクス送信。所属事務所タレントを含む複数に聞き取り調査を行ったところ、小山と加藤が同席した酒宴に19歳の女性がいたことを認めた。当該の女性は「20歳」と告げていたが、ジャニーズ事務所は小山が報道番組に出演している点を重くみて、一定期間の活動自粛を決めた。小山に呼ばれて同席した加藤は飲み物を飲むよう促す行為を制止しなかったことなどから、厳重注意処分とした。