ファンタジーをモチーフにした5人組の女性ユニット、STARMARIE(スターマリー)が22日、都内でアルバムリリースツアーのファイナル公演を行った。2月にニューアルバム「FANTASY WORLD 4」を発売後、3月2日に大阪でスタートしたツアーは4月に台湾、5月にマレーシアの海外も含め計24カ所を回った。

 締めくくりとなったこの日のライブは全曲生バンドによる演奏で、大型スクリーンに映し出される壮大な映像をバックに激しく踊り、熱いステージを繰り広げた。大槻ケンヂ作詞の「僕と少女霊媒師たち」など「FANTASY-」に収録された11曲すべてのほか、「姫は乱気流☆御一行様」など、おなじみのアニメテーマ曲も披露した。

 08年の結成以来、メンバー交代を繰り返してきたが、今の5人になって4周年の記念日だった。ツアーのテーマは「君がした選択は正しかったかい?」。メンバーが歩んできた道、人生をかけたSTARMARIEというアーティスト活動を心の中で振り返り、前に進むという内容だった。

 節目の日のライブに、メンバーの中根もにゃは「STARMARIEに人生をかけるという選択は間違ってなかったです」とはっきり言った。高森紫乃は「最高のバンドメンバーを迎えて、生演奏の素晴らしさを感じながらステージに立ちました。またすぐにバンドでやりたいです」と充実感を見せた。

 7月9日には東京・渋谷で「STARMARIE10th Anniversary LIVE」を開催する。