演歌歌手の岩佐美咲(23)が29日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れ、8月8日に発売される「佐渡の鬼太鼓(おんでこ) 特別盤」をPRした。

 A、B、Cの3タイプでリリースされる。秋元康氏作詞の表題曲「佐渡の鬼太鼓」は2月に発売。「雰囲気があって、演歌らしい演歌。今までと違うかっこいいイメージです」という自信作だ。特別盤3タイプそれぞれ異なるカバー曲も収録される。「いろんな岩佐美咲が見ていただける。ぜひコンプリートして」と話した。

 09年にAKB48の7期生としてデビュー。屈指の歌唱力を生かして12年にグループ初の演歌歌手としてソロデビューを果たした。16年に演歌に専念するため、AKBを卒業した。「元AKBというきっかけでもいいので、いろんな世代の方に演歌を聞いてもらえれば」。

 今年はデビュー10周年の節目でもある。これからの目標について「全国ツアーが出来るくらいになりたいです。千葉出身なので、最終日は(千葉)市民会館で」。地元千葉での凱旋(がいせん)公演を夢見ていた。

 6月30日にはイオンモール神戸南で歌唱キャンペーンを行う予定。