お笑いコンビ、サバンナの高橋茂雄(42)が12日、都内で、共同制作に参加した、SCRAPのリアル脱出ゲーム「絶望トイレからの脱出」の発表会見に出席した。元々、SCRAPのゲームのファンだった高橋が、ゲームのスタッフと打ち合わせ中にアイデアを出して「勢いで『作っちゃおう』ということになりました」と笑った。

 ゲームは授業中に腹痛に襲われた小学生が、勇気をもって教師にトイレ志願をするが、たどりついたトイレには仕掛けがあって、相方と2人で協力しないと脱出できない設定。高橋は「SCRAPの事務所の片隅に便意を置いてシミュレーションしました。苦労したのは、出すものを出して、スッキリしてトイレから出る気持ちを現すこと。一緒にプレーする人との仲が深まると思います。脱出の快感を味わってください」と話した。

 トイレを舞台にしたのは、小学3年生の時に、授業中に大便を漏らしてしまったことがヒントになった。高橋は「先生が出してくれた替えのブリーフに履き替えて泣きながら帰りました。でも、そのブリーフに『非常用2』と書いてあって、僕以外にも『非常用1』が、おるんやと思って気が楽になりました。いじめられることもありませんでした」と振り返った。