少年隊の錦織一清(53)が演出したミュージカル「GRIEF7」が26日、東京・俳優座で幕を開けた。

 韓国の人気グループ大国男児のカラム(27)を主演に迎え、米西海岸で知り合ったアジア出身の若者たちの群像劇になっている。カラムは「言葉のことでたいへんでしたが、錦織さんのきちんとした稽古で今までで1番自信を持てる舞台になりました」と笑顔を見せた。

 錦織は「1カ月の稽古でまだ荒削りなところもありますが、そこも僕の好きなところ。千秋楽までお客様に育てていただきたい。いち観客としても楽しみにしています」という。

 出演者はミュージカル俳優の碕理人(27)やラッパーのSHUN(26)らバラエティーに富んだ顔ぶれ。SHUNは「稽古を重ねて、この舞台にどんどん愛情が湧いてきました」と振り返った。公演は31日まで。